ゴロ画伯（本名/松村宏）はライブ漫画家です。
鳥取県米子市出身。朝日新聞東京本社の報道デザイン部門に10年近く在職、大相撲似顔絵番付などを担当し、そののち漫画家・イラストレーターとして独立。筑紫哲也ＮＥＷＳ２３で似顔絵ニュースアニメを制作。そのほか映画「おくりびと」などの絵コンテを担当。
2011年から自作のイラストを大型スクリーンに投影して自ら演じて語る「エレキ紙芝居」というステージ活動を始める。これを機に左バッターから右バッターに転向し、日本人の誇りをテーマにフルスイング。「拉致問題」や「空の神兵」をテーマにした作品など、感動実話ドラマを制作、全国各地で上演活動中。 得意の似顔絵ニュース漫画をはじめ、日本人の感動実話をドラマにしたオリジナル紙芝居や、心理学や仏教を下敷きにしたメンタルヘルスの紙芝居講演などを行い、全国各地で上演活動中。
エレキ紙芝居 主な演目
「キンモクセイの薫るころ」 約30分
中学時代のいじめが原因で自信をなくし、リストカットの常習者になった20歳の女の子が、ひょんなことで知り合ったリストラおじさんの一言で立ち直っていく。引きこもり、ウツなどで苦しむ人に勇気を与える感動作。パリの国際アドラー心理学会で上演、好評を得た作品。小学校高学年～高校生、PTA・教員研修向け。
「二匹のドラゴン」＋「冷たい炎」 約45分
ウツや不眠にきく、瞑想トレーニングの方法を紹介（二匹のドラゴン）。心の健康に良い、感情の使い方を学ぶ（冷たい炎）。 アドラー心理学や仏教をベースに、心の健康をテーマに、ドラマ仕立てで分かり易く解説。企業や団体などのメンタルヘルス講演用。
「拉致問題を考える～教えてヤオ先輩」 約30分
2018年10月に島根県庁職員研修で初上演。内容が過激すぎると講演中止になった問題作。拉致被害が長年タブー視されて表に出てこなかった理由、現在も続く北朝鮮の工作、乗っ取り戦争とはなにか。
「悪魔の遊園地」 約15分
ウサミちゃんが、占い師からもらった不思議なのチケットは、悪魔の遊園地の入場券だった。誰にも内緒でこっそりいってみると、そこは・・・。鳥取県の依頼を受けて制作した、教育現場用のドラッグ＆薬物乱用防止紙芝居。
「義烈空挺隊の真実」 約30分
沖縄特攻で散華された義烈空挺隊136名。奥山道郎隊長が出撃前に見せた満面の笑顔の意味を、いじめに苦しむ現代の男子中学生の目線を借り、本当の勇気とは何か、日本人の誇りとは何かを考える。令和元年、靖国神社で初披露上演。
「カンダタ」 約20分
芥川龍之介「蜘蛛の糸」原作に紙芝居でケンカを売る、ゴロ画伯の問題作。主人公カンダタが真っ逆さまに落ちた地獄で見たものとは？
怪談「耳なし芳一」 約15分
小泉八雲原作の怪談を紙芝居化。土佐琵琶演奏家・黒田月水さんとの迫力あるコラボは出色。
「ラトゥアディルの降臨～空の神兵～」 約30分
大東亜戦争初期に華々しい戦果を挙げたパレンバン奇襲作戦。オランダの植民地支配を終わらせ、インドネシア人たちが狂喜し歓迎した「空の神兵」とはなにか。
「昭和天皇とマッカーサー」 約20分
命乞いをするに違いないと思いこんでいた、連合国軍司令長官マッカーサーの目の前に現れた昭和天皇は、「神のごとき」人物であった。世紀の対面の真実を語る。
「南の島の月章旗」 約20分
世界一の親日国といわれるパラオ。かつて島を豊かにしようと日本人と共に働き、同じ釜の飯を食べた友情があった。襲い掛かる米軍から島民を逃がすために日本軍のした行動。
「ヤポンスカ」 約20分
ロシア革命がおこり、シベリアに取り残されたポーランド人の孤児たち。世界が見捨てようとする中、唯一彼らの救出に向かったのが日本だった。
「将棋を救った男」 約15分
占領下、危険思想を育てるとして廃絶の危機にあった将棋。GHQから呼び出された異端児・升田幸三。彼の申し開き次第で将棋の命運が決まる。世紀の頭脳戦が始まった。
「紫煙よ届け」 約20分
戦後29年間ルバング島で戦い続けた小野田寛郎少尉。かたくなだった彼を日本に帰らせる決心をさせたのは、戦友でも上官でも家族でもなく、戦争を知らないヒッピー青年だった。
「渚に立つ」 約15分
東日本大震災。被災地の幼い兄弟からお菓子を渡されても絶対受け取らない自衛隊員。彼らが食事する姿を見ることはない。いったい、彼らはどこでどうやって食事をしているのか。
「金メダル飛行隊」 約20分
長野オリンピック 男子ジャンプ団体戦。初の金メダルを期待された日本チームに立ちはだかる吹雪。大逆転の金メダルを呼び込んだのはテストジャンパー26人の奮闘だった。
「ラフマニノフに乗って」 約20分
浅田真央選手が最後のオリンピックで見せた演技は、メダルに届かなくても、人々の心に永遠に残る感動があった。ラフマニノフのピアノ曲との奇跡のコラボを熱く再現する。
「謝謝台湾」 約15分
二大会連続で野球世界一になった日本チーム、東京ドームで行われた初戦の相手は台湾。WBC史上に残る名試合の裏側には、日本と台湾両国の知られざる友情物語があった。
魂の横綱 約15分
大相撲の最大の危機。不祥事の影響で名古屋場所は休場に。一人横綱の白鵬は東京の自宅に戻り、人生でもっとも辛い誕生日を迎えていた。その日、東日本大震災が発生する。
ゴロ画伯 略歴
1962年 鳥取県米子市で生まれる。1980年 鳥取県立米子東高校卒。1985年 筑波大学芸術専門学群卒。
1985年～朝日新聞東京本社デザイン部に9年間在籍した後、フリーに。漫画家・イラストレーターとして独立。
1994年 講談社ミスター・マガジン誌上で漫画「人間サナギ」連載。
1997年 ＴＶチャンピオン第一回似顔絵師選手権で準優勝。
2000年 演出家久世光彦氏の「久世塾」参加、『書生 椿龍之介』で糸井重里賞。
2002～2003年筑紫哲也NEWS23で似顔絵ニュースアニメ制作。
2006～2015年 通販生活WEBサイトで「哀の劇場」連載。
同郷・岡本喜八監督の薫陶を受け、
2007年「どろろ」2008年「おくりびと」（米アカデミー賞）
2009年「釣りキチ三平」など映画の絵コンテ担当。
2010～11年母親の介護のため帰郷、単身で在宅介護、自宅で看取る。
2011年から紙芝居活動を開始、舞台名を「ゴロ画伯」とする。全国各地で講演・上演。立川談志門下の落語会、宝井琴梅門下の講談会で話芸の研鑽を重ねる。
2014年 パリで開催された国際アドラー心理学会にて紙芝居作品を上演。
2015～2016年 落語家・三遊亭竜楽師匠、立川談四楼師匠の独演会にゲスト出演
2017年 鳥取大学医学部非常勤講師。世界妄想学会副会長。
第一回世界妄想学会で、養老孟司氏の基調講演に先立ち、「腐る通貨が世界を救う」プレゼンテーション。
2018年 第20回全国異業種交流会で紙芝居上演。
同年 島根県庁全職員対象の研修講演 「拉致問題を考える」島根県民会館
2019年 靖国神社偕行会館にて「義烈空挺隊の真実」披露
時事風刺を専門とし、新聞・雑誌・テレビ・WEBなどでニュース漫画を多数発表。
現在、山陰放送ラジオ「ゴロ画伯のラジオ劇場」・DARAZ FM「帰っていいとも！」等のパーソナリティ。
元・鳥取大学医学部非常勤講師
アドラー心理学会会員 浄土真宗大谷派・在家僧侶
まちづくりＮＰＯ法人喜八プロジェクト理事長
世界妄想学会副会長